一代前の茶のしずく石けんを使用して、アレルギー症状を発症して
日常生活に支障をきたしている人たちが、集団提訴を起こしました。
アレルギーと言ってもスギ花粉のように命の危険性のないものから
甲殻類アレルギーなど発症すると、命の危険性があるものもあります。
茶のしずく石けんを使用して、アレルギーになった人たちは、
「小麦アレルギー」を発症しています。
この小麦アレルギーというのは、小麦を含まれる食品を食べた時に
眼のかゆみや皮膚のかゆみ・鼻炎症状などを発症することです。
茶のしずく石けんには、小麦から精製した「加水分解コムギ」と
いうものが含まれていて、これが小麦アレルギーの原因になっています。
もちろん他のアレルギーと同じく全員に発症するわけではないのですが
先代の茶のしずく石けんで、小麦アレルギーを発症した人はかなり
の人数になっています。
アレルギーの発作で、重篤なものは、「アナフィラキシー」といわれ
命を落とすこともあります。
茶のしずく石けんを使用した方の中には、アナフィラキシーを
発症した方もいるようです。
また命の危険はなくても、小麦を含まれる食品(パスタ、パン)などを
アレルギー症状のため、全く食べられなくなった方も大勢います。
今回の裁判は、今後のアレルギー問題にも一石を投じることに
なりそうなので、見守っていく必要があるでしょう。